私が群れるのをやめた理由

お久しぶりです。ぷるびです。

 

皆さんは普段、どのような人とお付き合いをされているでしょうか?

 

よくある質問で、無人島に連れていける人が限られているとしたら、その中のどなたをお選びになるでしょうか?

 

 

私は基本的に大人数で騒いだり、ツアーに参加したり、団体行動をする事が得意ではありません。

 

それよりも、自分の居心地が良いと感じる限られた人とゆっくり話したり、飲んだり、自然体験をする事の方が100倍楽しいと考えています。

 

このように表現すると、「自分の本心に正直な人」という印象を感じられるかも知れませんが、実は私がそのような考えになったのには一つのきっかけがありました。

 

それは私が小学生の時の話です。

 

小学生のぷるび少年は特に目立って得意なことも無く、ごく平凡な子でした。

 

強いて得意な事といえば、先生の言う事をまじめに聞くことでした。

 

なので、学校のテストでは常にある程度の点数を取る事ができていました。

 

しかしながら、そんなぷるび少年には休み時間などに熱中するような趣味がありませんでした。

 

家での趣味はTVゲームだったのですが、学校ではできません。

 

なので、休み時間はなんとなーく他の皆がしている遊びに参加しているような子でした。

 

そんなある日の事、休み時間になり、ぷるび少年はいつものようにふらふらと自分が仲が良いと思っている子についていきます。

(ちなみにこの時、皆が遊ぶ場所は教室かた少し離れた場所にありました。)

 

すると、その子が突然立ち止まり、僕の方を振り返ってこう言いました。

 

「ついてくんなよ。」

 

ぷるび少年はその時、頭が真っ白になり、呆然とその場に立ちつくし、離れていくその子をただ眺めていました。

 

その後、仕方なく教室に戻ったぷるび少年でしたが、頭はぼーっとしたままでした。

 

他の子は将棋や読書、おしゃべりをしていつも通りの休み時間を過ごしていましたが、これまで自分の意志で休み時間の過ごし方を決めていなかったぷるび少年は何もすることがありません。

何をしていいかもわからないのです。

 

そんな時、私を助けてくれたのが、隣のクラスにいた、武道の習い事を一緒にしていた子でした。

 

彼とは習い事では共に練習をしたりしていましたが、学校ではあまり接点がありませんでした。

 

しかし、この日を境に学校でも一緒にいる機会が増えました。

 

それからの彼と過ごす休み時間では、これまでと違い、心の底から一緒にいて楽しい、気を使わなくて良いと感じていました。

 

今になって気が付いたのですが、私が群れなくなった理由はこの体験がきっかけです。

 

ぷるび少年が最初にふらふらと付いていっていた子は、

同級生の中でも少しやんちゃな、いわゆる「イケてる」グループの子の一人でした。

 

彼は心のどこかで、自分もそのグループに属して、満足感を得たいと考えていたのだと思います。

 

一方で、共に習い事をしていた子は「どこに属したいか?」などとは一切考えていないとても「自由」な少年でした。

 

自由すぎて、学校の先生にも習い事の先生にもよく怒られていたので、まじめなぷるび少年はあまり関わらないようにしていました。

 

しかしながら、彼はぷるび少年がそのように考えているとはつゆ知らず、

ぷるび少年が「イケてる」グループへの道を閉ざされた時もいつも通りに接してくれました。

 

「周りから良く見られたい」という欲望を満たすためや、「嫌われたくない」という恐怖から逃れるために人間関係を作るよりも、

 

「例えその人と二人きりになってしまっても、いつも通り接する事ができる人」

と時間を共有した方が、自分のためにも相手のためにもなると私は信じています。

 

今でもその彼とは海外旅行へ行ったりと密にコミュニケーションを取り合っています。

 

最近では共にビジネスをしようと粛々と準備をしています。

 

人生は一度きりです。

 

あなた自身で人生を選択し、のびのびと生きてください。

 

 

ぷるび



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